秋も大詰め、紅葉狩りのため全国からの観光客で賑わう京都である。

そんな中、昨日は東山三条のカルチャー施設にでかけた。十年近く所属している京都音楽療法研究会の例会があったからだ。

何と今回は私が発表を担当した。行楽日和であるし、参加者はいつものメンバーから数人だけだろうと自分なりに予想をしていた。が、何とお手伝いをお願いしていたＫさんとＹさん以外は、見学者として連れて行った３５年来の友人を含め、皆さん初参加者だったのである。「思い通に行かないのが人生」と言われているが、それだから人生は面白いのであろう。

’’　音楽にふれることによる『心の変化』を感じる実験　‘‘  と題し、其々のみなさんが『事前に日々の仕事や生活における取組のなかで壁を感じ、今回の例会参加を解決のきっかけにしてみたいテーマ』と『お気に入りの持ち運び簡単な楽器』を用意してもらっていた。

流れは最初に私が１９９９年から２００９年に掛けて書いたエッセイ集（心の時代に思うこと）からの１作を題材に発表し、其々に心の変化を記入してもらった。次は音楽療法士のＫさんとＹさんに協力いただき、其々の持参した楽器で即興音楽を奏でた。（楽器を貸し合って３回おこなった）そして心の変化を記入。次はディスカッションして、記入。最後は私の下手なミニライブを行い、また記入。感想を言い合い２時間半の予定を終了して、記入した用紙は其々に持って帰ってもらい、自宅で今後の取り組みにじっくり向き合ってもらうようにした。

私は、とても音楽療法士にはなれそうもない。が、療法士の皆さんとコラボして悩める現代人の生きがいを再発見する切っ掛け作りのお手伝いはできるのではないか（’’　夢追いライブ　‘‘　参照）と考える今日この頃である・・・

それにしても、進行のさせ方や文章を読むのも、そしてミニライブと言いながら演奏も下手だったな～　これから暫くは色々な施設を(協力してくれる友人、知人の家庭や職場を訪れても面白いな）ボランティアで回って場数を踏み、スキルと心を磨かんといかんな～　と、反省の一日だった。