人生スクランブル

 今日は七夕!前回のブログに書いたが、昨日は知人が主宰するシニア(60~80歳代)の皆さんのライブをスタッフとして手伝ってきた。ここ数年、何かの形で手伝っているが、出演者は趣向を毎年変え、その人生を歌に重ね演じる。その姿を味わう度に齢を重ねるのも悪くないなと思う。

 

打ち上げが終わり、大雨のなか歩いて三条京阪駅へ向かう。電車に乗り宇治への乗り換え駅である中書島で降りると、宇治からの電車から若者の団体が降りて来た。ずぶ濡れのリュックやタオル、そして『京都大作戦』のTシャツを着た子が多い。二日間で数万人の若者が、全国からロックフェスティバルを楽しみに宇治へ押し寄せたそうだ。降りて来た子たちは、私が降りた電車に乗り込み大阪方面に向かったり、反対側の京都市中心街へ向かうホームへ移動して行った。いっぽう私やここで降りた乗客たちは、彼らが降りて来た電車に乗り込み宇治方面に向かう。

 

その時、不思議な感覚に襲われた。ひと固まりの年代が幾つかの目的地に向かってすれ違っていく、まるで人生のようだ。その年代その年代で流行る音楽は様々、束の間の出会いが交差点や駅のホーム、その一瞬の接点である光景が、あらゆる年代に受け入れられている曲と捉えたらたら面白い・・・

 

何か歌の詞にでもなりそうだな(笑) 熟年者の歌を聴いた後のせい? ロマンチックな七夕の日に、何となくピッタリだったかな・・・

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