原点

 昨夜は会社の秋フェスティバルでライブをしてきた。このところライブづいていることもあって、申し込んでみたものの社員外のメンバーによるバンドはだめ! ということで、無謀にもソロでやることにした。今年で3回目となるが、蓋を開けてみると二組だけの申し込みで、私はトリを務めることになった(驚)

 

当日は屋台が出て、会社のマスコットガールや住む街のゆるキャラも招き、社員の家族も参加してそれなりに盛大に行われた。宴の中盤のメインイベントと言われている(ほんまかいな?)ライブの一番手は、若者4人組みでスピッツやモンゴル800の曲で盛り上がった。さて次は私の番!緊張はしていたものの、そこは無駄に年齢は重ねていないつもり?? アコースティックギター1本ではパワー負けするので、作戦を練っていた(笑)1曲目は永渕剛の『乾杯』を選び、40代以上の社員や家族の琴線に触れるように合唱してもらった。2曲目はBEGINの『かりゆしの夜』で盛り上げるために、数日前の打ち合わせで、先のバンドのドラマーに[ドラムを叩いて]とお願いし、リハでは他のメンバーや司会担当者に掛け声や踊りをお願いしてもらっていたところ、本番の歌の中盤では気のいいヤンチャな若者も舞台に上がり盛り上げてくれた(感謝!)やはり、音楽や若者と接すると細胞が活性化する(喜び!)

 

私のライブ活動の原点は高校1年生のときだ。もう40年以上も前の事で、はっきりした情景は思い出せないが、ある日の教室で放送部のクラスメイトとギターの弾き語りで遊んだ。彼は中学からロックバンドを組んでいて、母親は音楽教師というセンス抜群の男だった。その彼が私のポピュラー系の歌を聴いてから、高校3年間、私がバレーボール部なのに、何かにつけ歌える機会があると誘ってくるようになった。教室、音楽室、放送室、キャンプファイヤー、文化祭、彼のバンド、etc・・・

 

そんなこんなで、当時は学年600人ほど全校で1800人ほど、そして教職員の前で、ふたりして弾き語り(しかも、高校生でマイ・ウェイも披露!今思えば恥ずかしい!)をした経験があるので、その後のライブでは「俺は2000人の前で歌ったのだ!」(少し人数を誇張して(笑))と言い聞かせて舞台に立ち、緊張を和らげているのだ。

 

ということで、還暦も近くなったのにライブの機会があると、あの甘い思い出が背中を押してしまう(笑)

 

そんな親友はいま闘病中である・・・ 昨年、彼を思い歌を作った。この歌を皆さんの前で披露できる実力がつけばよいのだが・・・と、いつまでも甘い青春時代の夢をおじさんは追う、そんな秋である・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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