ベン・E・キングが唄う『stand by me』は長年よく耳にしてきた・・・♪
午前10時の映画祭(友人のブログで知ったのだが)という劇場の企画で、旧名作の『スタンド・バイ・ミー』を初めて観てきた。この作品の日本封切りは1987年ということなので、私はちょうど30歳の頃と思われる。修行からさらに飛躍したいと、いちばん成功欲望の旺盛な時代で、たぶんこの手の映画など目に入らなかったのかな思う。(能力開発プログラムを取り入れ、異業種の方々と盛んに勉強会を始めた頃かな?)
さて映画だが、やはり男の子の世界を切なく懐かしく追憶させてくれた作品だった。
写真は誕生し小3の夏まで過ごした宮崎県国富町、近所の幼馴染みとの写真だ。幼い私には豊かな自然に囲まれ、末っ子で家族6人に囲まれ、友だちに囲まれ、いちばん幸せな時代だったかも知れない。(実際には家庭崩壊の危機があったのだが・・・)
オレゴン州の小さな町に住む映画の4人の少年たちは、12歳の小学6年生という思春期への入り口という設定。 その歳の私は沖縄に引っ越して4年目で、浦添村(今は浦添市)から2年後に那覇市に移り住んでいた。まだ琉球政府というアメリカ統治下で、那覇市の家は戦前には父の実家があった場所。戦後の焼け野が原に建てた持ち主である叔父の赤瓦の古い借家に、獣医の父は浦添に引き続き中央家畜病院と看板だけはりっぱに掲げていたが、さっぱり儲かっていなかった(笑)
話が逸れた! 父のユニークな人生はまたの機会に(笑)
小学、中学、高校と思春期までの男子の友人は、その場面ばめんでしだいに変わっていく。いちばん影響を受けた7歳上の兄を含め、個性豊かな一人ひとりと過ごした日々・・・ その数々の場面をここに挙げていくわけにもいかないが、その眩しい時間は確実に私に豊かな心を育ててくれた。
そう! stand by me ♪~
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律子 (水曜日, 04 3月 2015 00:55)
家庭崩壊の危機?そんなことがあったの・・ところでこの写真の3人・・・右端が本人ですよね(^^;
あの頃よく遊んだと言ったら三原くんとか?真ん中は郡くん?懐かし~い(^^♪
中学の同窓会は2年とか4年おきにありますが、郡しゅうちゃんは東京にいるから中々会えませんね。一度だけ会ったかな・・三原くんは高校一緒だったけどその後、会ってないからもう顔忘れた。思い出せないなぁ・・2年くらい前に由美ちゃん会ったけど、元気でしたよ(^^♪
ともさん (木曜日, 19 3月 2015 22:00)
来年はみんな還暦か~ 信じられないね~
むっちゃん (月曜日, 23 3月 2015 19:16)
私も観に行きましたよ〜♪
めっちゃ良かった!
少年たちの「あの感じ」、すごく好きです。
ともさんの写真もすごくいいですねっ
ともさん (月曜日, 23 3月 2015 22:03)
そう! 昭和三十年代! 小さな町にも
子供たちがうじゃうじゃいました。
むっちゃん (火曜日, 24 3月 2015 15:31)
てっちゃんの「少年ジェットたちの路地」もこの世界ですね〜。
私も、うじゃうじゃの一人でした。
毎日が冒険の日々で楽しかったです!
ともさん (土曜日, 28 3月 2015 07:20)
清水哲男さん!こどもの心情や当時の風景を素敵に描く、
京都が生ん小説家ですよね!
彼の小説に出てくる京都や西岸良平のマンガ「三丁目の夕日」
にでてくる東京、そして九州(宮崎)や沖縄の少年たち、
さらには、スタンド・バイ・ミーに描かれたアメリカの
少年たちすべてに郷愁を憶えます。
人はみんな「おんなじ心」を持っていて、それを大人になると
忘れて(隠して?)しまっているんでしょうか・・・
やはり、よい作品や人と出逢うことが大事ですね!