あの頃へ

 平日の休日、風に乗ってチャイムのメロディが運ばれてくる♪心の中で(息子が通っている高校からか?それとも小学校から?)と思いつつ耳を傾けていると、懐かしさよりも切なさがこみ上げる。楽しかった40年ほど前の高校生活は、時間や距離が遠く離れれば離れるほど、メロディが運こんでくる思い出が、瞬間移動的にあの頃へ私をいざなう。

 

元気な姿で卒業し進学、就職していった同級生たち。スタートは一緒でも、その後に待ち受けている人生は其々に違ってしまった。そして二十代で交通事故や病気で逝ってしまったヤツもいれば、中年になり生活習慣病になり逝ってしまったヤツもいる。それは、しかたのないことなのかな・・・

 

70年前の戦争で学徒動員され命を落とした学生や女学生たち。 一方、幸いにも生き残れた方々は口を揃えて「なぜ自分だけ生き残ってしまったのか」と呟き、戦争を70年間背負い続けている・・・

 

これからの若者にどのような思い出を残してもらいたい? 映画の地球交響曲(ガイアシンフォニー)などを観ると戦争なんかしてる場合ではないとつくづく思う。つまり、宇宙から地球を眺めるイメージを持つことが大事な気がする。

 

ジョン・レノンの『イマジン』って凄い曲なんだな・・・♪

 

 

 

 

 

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