還暦同窓会

 シルバーウィークに中学時代の同窓会(同期会)があった。あれから45年! 即ち還暦祝いなのだ!!!

 

高校時代の同窓会が、まさかの昨年の秋、しかも2日前に突然の連絡で参加できなかったので、今回は案内が来る前に同級生から早々に連絡を貰い、即決をしていた。

 

しかも、余興の為にギターの用意ができるなら、「15分の時間を貰い演奏させて」と厚かましく、案内の往復はがきに返信をしたのだった。

 

5年前は高校創立50周年記念式典に参加した同じ日の夕方に中学の同窓会があったので、今回はやや余裕の心構えであった。ところが、還暦祝いなのでよく遊んだ仲間や、部活仲間も多く参加してくるだろうと思っての帰省だったが、意に反して親友達の欠席が目立ち少し寂しい会ではあった。

1972年の3月に卒業し4月に高校入学、そして5月15日に沖縄は日本復帰したのだ。

 

それでも、5年前に会えずも45年振りの顔には面影があったり、さすがに声を掛けられても思い出せない顔だったり・・・

 

小学5年から(他から転校してきたので)高校まで一緒だった女子からは「・・・ちゃん」と呼ばれ(笑) 剣道部だった男子には5人も孫がいたり、同窓会は現実とあの頃が一瞬にして入り混じる不思議な空間である。

 

因みに演奏はピアノ(キーボード)があれば、中、高と一緒だったプロのピアニストになった憧れの女子にお願いして『♪太陽は燃えている、♪明日に架ける橋、♪カントリー・ロード』と、あの頃に流行した洋曲をやるつもりだった。しかし、残念ながらピアノの設置ができなく、ソロのギターで『♪カントリー・ロード、♪太陽は燃えている、♪乾杯、♪かりゆしの夜』を演奏した。

 

ま~みんな褒めてくれたけど、久しぶりの再会で歓談に忙しく、「何か唄ってるな~」ぐらいの興味だったけどね・・・(笑)

 

45年前に其々が進路を思い思いに進んで行き、その歩んだ人生がお互い同窓会の場に言葉にも顔や身体にも表現されていたと思う。これから其々が今生において、あとどれだけ生かされ人生経験を積んでいくのだろう?   又の再会を願いつつ・・・

 

 

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