自然に救われて

 

 

 職場への道すがら、朝の光を飲み込んだ茜色の不思議な雲を見付け、急いでスマホに収めた。

 

コロナ禍の二年余り、人工的な場所では必ず検温や消毒が付きまとう。

音楽、演劇、美術、スポーツ、飲食etc 歓喜感動を与える人が創り出したものすべてに...

 

なのに自然は何も要求してこない。

検温も消毒はもちろん、歓喜感動さえも...

 

ただ一刻一刻と色を変え形を変えて移り変わっていく。

その豊かさに気づくか気づけないかで、人生の豊かさが大きく変わってくるのかも知れないな...

 

私もこの二年間、人が創造する歓喜感動に余りにも執着し過ぎているのかも知れない。

もしかすると、自然は豊かに与えていることに、静かに心の目を向けていく練習の機会を、大きなこころで見守ってくれているのかも知れないな...

 

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    みさこ (金曜日, 11 3月 2022 11:39)

    太古の昔から人間は自然界に養われて来た。自然界に感謝しべきことは沢山あるのに、気付いていない自分がいます。

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