こども達に学ぶ

 先日の朝刊に94歳の現役保育士の記事が載っていた。

その保育理念は「子どもと対等な立場でいる」ということらしい...

 

私は還暦の年齢から、保育園で料理に携わっているのだが、それは子どもたちの健全な身体を陰で支える仕事である。クッキングでの子ども達への直接な係りはたまにあるが、生来面白いことが好きで人が笑顔になることが好きな私は、若い保育主任の言葉に触発された...

 

それは3年目のこと、こども達との「信頼関係」の構築に励んだのである。

本業の調理室での業務の隙間時間に配膳をする、たまに一緒に給食を摂る、一人ひとりの名前を覚える。そして自分の好きなことや得意なことを披露することを実行してみた。

 

それが絵本&歌ライブなのであり、毎月実践してみた。

こども達の反応はストレート、面白ければ喰いつくし、面白くなければ散らばっていく(笑)

 

今年のクリスマスの週にも、昨年同様にクリスマス向けの絵本と歌のライブで年長組から0歳組の6クラスを回った。同じ題材でも年齢によって反応が違うのを昨年実感した。今年はそれを自らのテーマに、年齢によって少しずつ趣向を変える余裕を持て実践できた。

 

生きてる一人ひとりが個性ある人間、100歳だろうが0歳だろうが、決して侮れない...

 

 自らの体力の衰えを感じるこの頃だが、今年も感謝!   

よい年をお迎えください!!

What's New